2016年6月29日水曜日

研究発表「南インド巨石文化における古墳変遷に関する基礎的研究」:2016年6月25日

2016年5月25・26日に立教大学で開催された日本西アジア考古学会第21回大会で、「南インド巨石文化における古墳変遷に関する基礎的研究」と題した研究発表を行いました。



過去2年間の現地調査で進めてきた南インド巨石文化に属する各地の古墳の形態について、3Dモデルをもとに整理し、その空間分布をもとに検討し、時期的変遷の可能性について考察しました。まだまだ資料数が十分ではなく、空間分布の範囲の推定や各形式の時間幅など多くの課題がありますが、今後の研究の基礎を提示できたと考えています。

南インド巨石文化期の古墳形式分類案

今後の現地調査ではさらに各地の古墳の記録を進めるとともに、時期・年代推定の手がかりを得ることができるよう、現地の研究者と共同で研究を進めていきたいと考えています。

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